
速さの理由
●速さの理由その1:ISP内のサーバを経由せずインターネットに接続
旧来の接続方法であるPPPoEの場合、インターネットでのやり取りを開始する際に、まずプロバイダ(ISP)のサーバで認証を行っていました。
そのため、お昼休みや夕方から夜にかけてなどの処理が込み合う時間帯には認証の順番待ちが発生し、通信速度が低下する、いわゆる「ネットが重くなる」という問題が起こっていたのです。
v6プラスでは、NTTが光回線ごとにあらかじめ振り分けた番号(CAF番号)によってユーザを認識しています。
インターネットに接続する際に、速度低下の原因となる認証サーバをそもそも経由しないため、利用者が多い時間帯でも通信速度が速いまま利用できるのです。
●速さの理由その2:最新の設備環境
v6プラスは、IPv6という最新のプロトコルを利用した通信方式であり、国内での利用が本格化してからまだ数年しか経過していません。
しかも、テレワークの急増などで一気に利用者が増えていることから、サービスを提供する各社とも力を入れている状況と言えます。
そのため、旧来の通信方式に比べて関係する各社内の設備も新しく高水準なものが多く、より快適な通信ができるのです。
スマートフォンやPCを見てもわかるとおり、目まぐるしいスピードで進歩しているIT分野において「機材が新しい」ということは非常に大きなアドバンテージになっていると言えるでしょう。
●速さの理由その3:強力なバックボーンによる安定した接続
v6プラスを提供しているVNE事業者は、日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)です。
日本国内においてIPv6が本格的に提供され始めた当初からVNE事業に携わるJPNEは、高品質で強力なバックボーンを持っており、安定して高速な接続を実現しています。
●速さの理由その4:比較的利用者の少ない「空いている」サービス
リモートワークの急増や通信データの大規模化に伴って、従来のPPPoE接続は総通信量(トラフィック)が激増。
IPoE接続の利用者が増えつつあるとはいえ、現在でも半数以上の利用者が接続している従来のネットワークはたいへん込み合っている状況です。
まだ利用者が少ないIPoE接続を利用するv6プラスは、比較的空いている快適なサービスだと言えるでしょう。